君を今日も 愛してる!

おもいを綴るばしょ

「彼が生きてた時代を知らない世代」の感想

 

ずっと観たいと思っていた話題作を。

ボヘミアンラプソディー。観てきました!

 

先に結論をいいますと、めちゃくちゃよかった!

感動した、というか心震わされた。

案の定、めちゃくちゃハマってます、、笑

 

 

 

とはいえ、わたしは残されたものや、

かつてを知る先輩たちの伝えを聞くだけしかできないのだけど、

それができることの素晴らしさをひしひしと感じているし、

 

本当に楽しい。

 

 

知れば知るほど、いろんな道を辿り

もちろん批判もありながらも最終的には

誰もが認める彼らの才能に感服している所存。

 

リアルタイムでのファン以外も含めた世間の評価や空気を知りたいとここまで感じたのも

同じ時代を生きれなかったことリアルタイムで受け取れなかったことをここまで悔しく思ったのも

はじめてのように思う。

 

ストーリーに感動したということも

ライブ映像がとてもよかったことも

もちろん大事な要素なのだけど、

フレディというQUEENという存在や創り出す空気に

「心震わされた」が言い得て妙だなぁと思うのである。

 

 

 

彼らのような人たちが礎を築いてくれているから今の音楽や文化、理解がある。

人間は悲しいくらいに、経験からしか学べない。

過去の上に今が建っているのだと平成を振り返る最中で感じていた。

 

 

当時これをすることのすごさ。

彼らが輝いた時代、苦悩した時代、

ちゃんとその背景と賛否のどちらもを

知りたいと思ったのであった。

てなわけでいろんな人に聞き込みしてる笑

 

 

歴史上の人すぎて、偉大な人すぎて、

わたしは差別すら生まれないくらいの認識。

たくさんの人が彼を「才能」と表現した。

想像でしかないけど才能が故の苦悩や挫折孤独感葛藤を抱いてきただろう。

 

きっとわたしたちの想像に及ばないいろんな感情を抱いていたのだろうと思うの。

 

もっと生きていて欲しかった。

もっといろんな作品を遺して欲しかった。

誰もがそうおもうようなひとだけども、

長生きしていたら彼にとってこの世の中はどうだっただろうと思った。

理解が少しは進んで夢にも思わなかったことができるようになるかもしれない。

だけどそれ以上の苦しさがあったかもしれない。

才能が故の、ね。

 

何回も言うけどそれでもやっぱりわたしは

彼の生きている時代を生きてみたかったなぁと

おこがましくも感じるのであった。

 

 

レビューの一つに「遅すぎるQUEENファンの誕生」というタイトルがあった。

このひと文になんだかどうしようもないいたたまれなさを感じた。

 

この映画が評価された理由の一つにもあるし

ブライアンが何かのインタビューで

「なによりもエキサイティングなのは、この映画で僕らのことを知った若い観客が、クイーンの音楽を愛してくれていることだね。ロックグループが長生きするためには、若い血が常に必要なんだ。ドラキュラのように(笑)」

と話していたのが印象的。

 

わたし自身がそうだし、世代を超えて改めて魅了されるって、

本当に本当にすごいことだと思うし、

きっと本人たちが誰もいなくなった時にも

曲たちはずっと鮮度を保ったまま生きているのだろうと確信した。

 

 

そうそう、実際わたしも50歳くらいのQUEEN世代の方に映画を観た話をしたら

QUEENを知ってて行ったの?!知らない世代からみたQUEENってどうだった??」と食い気味で聞かれたの。

そうだな、聞きたくなるよな。この熱量、たまらないなぁと思った。

 

 

 

 

なんだかうまく言えないけど、

本当に面白いくらいハマっていてね。

残されたものを漁っていくこの感覚。

世代によっては懐かしくてたまらないものを

こんなに新鮮な気持ちで辿れること、

 

なんとなく聴いてた観てたものが

彼らの曲だったり彼らのパロディだったり

あとから気づくものが多すぎてとても楽しい

 

 

語彙がなくて申し訳ないのだけど、

つくる音も、声も、パフォーマンスもかっこいいなぁ。

音の重ね方も、冒険心も、ハーモニーも、かけあいも

本当にかっこいい。かっこいいなぁと。

1日に何度もため息をつく笑

 

ひとつ知りたいのは、フレディがロン毛から

短髪ヒゲのあの路線になっていくのは

経過があったのか突然だったのか、

世間の反応はどうだったのか、笑

あのビジュアルでイメージを確立して

なおかつ魅了できたのはフレディだからだよなぁ。

それも含めてかっこいい。。

 

時代ならではの差別も、評価も、

抱きしめたい受け取りたい知りたい。

わたしの世界を今更ながら広げてくれた

ボヘミアンラプソディーに感謝!

 

 

以上。

「彼が生きてた時代を知らない世代」からの

いち感想でした。ありがとう!