君を今日も 愛してる!

おもいを綴るばしょ

僕らの平成最後のロックンロール(前編)

(前編)とあるということはそうです

長くなりすぎたので半分で分けます

まずは1〜8曲目まで!

 

 

 

このコピーの大切さ、重さ

箭内さんがこの言葉をチョイスしたこと

そりゃあ期待してしまうよね〜〜

 

箭内さんの高橋プロデュースには今でも絶大な信頼をおいている勢としては期待しつつ、ちょっと、過大な期待はしないようにしたいと思いつつ、でもやっぱり期待しちゃう。笑

 

 

はじめに言います。

このブログは高橋優の6thアルバム「STARTING OVER」のレビューでも評論でもなく、あくまでわたし個人の感想です。

音楽的な知識もなければ聴く音楽も偏っているので、その辺詳しい人、「それって◯◯っていうんだよ!」とかなんとか教えてくださいな。

 

 

 

 

一曲ずつの振り返りは置いておいて、まずはこのアルバムを聴いて全体で感じたことは、

 

 

高橋が、悩みながらも、一つ一つの曲に向き合って

わたしらほど近い人間味の感覚でも

わたしらには想像もできないアーティストとしての感覚でも

納得がいって出した作品だってのはすごく伝わってきた

各々のインタビューで言われているように、その手のプロである音楽家の皆様に、自分の気持ちを伝えて、もどかしさも覚えて、そんななかで作ったとのことなので、もしかしたら、サウンドのところで自分の意見をここまで反映できたのは初めてなのかもね。

そういう意味で「創った」と思えたのかも。

 

だから「STARTING OVER」だし「1stアルバム超え」を豪語してるのかも。

 

うん、そうだとしたら、それが1番嬉しい。シンプルに。

 

 

 

どんな高橋も高橋で、どんな状況でも、

悩む姿をもわたしに見せてくれる。

悩んでる姿を見れて嬉しいと思ってるし、

悩む自分を肯定化してくれるような。

 

それって本人にとったらどうなの?と思うけど、

こんなこと言ってくれるファンがいるんだぞ!

信頼してもらって構わないぞ!

悩めばいい!好きにやっときゃいいよ!(怒られる)

 

 

 

 

さて、あまり前置きが長いと本題を読んでもらえなくなるので、そろそろ各曲の感想に入りますね。

 

久しぶりにこんなにアルバムにはまったなってくらい

全体を通して何度も繰り返し聞いて、

その次は1日一曲ずつリピートして、笑

聞けば聞くほど、知れば知るほど、はまってくのであった

やられた。(悔しさが見え隠れ)

 

 

1 美しい鳥

イントロ歌い出しから、「あ、これはやばいやつ」と察した。

何回も一曲目から聴きたくなるような、リピートされてまた一曲目に戻った時に消さずにもう一回きいてしまうような。

一曲目に相応しい曲!やられた!

何回聴いてもいい!すべてがいい!

 

美しいものを美しいと思う気持ち。

 

綺麗なもの話題のもの面白いもの、

そんなものたちが溢れてシェアされてるこの時代だからこそ、

 

自分が感じる「美しい」だとか「いいな」だとか

そういう自分の感性に敏感でいたいし、

そういうものを抱きしめていないと流してしまうなぁと。

それってとても怖いことだよね。

 

最近のわたしはそんな気がしていたからこそ、

このブログを書き始めたし、イラストのインスタも始めたし、

そういう意味では勝手な解釈なのかもしれないけど、

高橋のイマがわたしのイマにぴったりはまった気がした。

 

絵画でいうと「印象派」を大切にしたい。

のだよ。つまりどういうことだ。

 

 

キラキラとしたサウンドが嬉しかったなぁ。

語りかけるような語数も字余り感も、文字数が多いのに早口でなくきちんと歌詞が伝わる感じ。語りかけてくる感じ。心地いいなぁ。

 

 

 

 

 

評価されないとしても「美しいもの」は「美しい」はもちろんそうなんだけど、逆?に

 

個人的に「映え」って言葉が一人歩きしていて

創られた「映える」ものに対して、

純粋な気持ちで「かわいい」だとか「きれい」と言えない空気を感じませんか?

 

「映え」なカフェでお茶するのも、

「映え」なスイーツを食べることも、

「映え」な写真を食事前に撮ることも、

かわいいことが嬉しくて、すてきな雰囲気が嬉しくて、その嬉しさを誰かに伝えたくて、記録したくて、だからしていたのに。

「映え」なもの、好きだよ。

 

「映え」に皮肉の意味を含むようになってから

ちょっぴり息苦しさを感じるようになったの。

そう、「ゆとり」の時と似た感覚かもしれない。

そんな気持ちも飛躍して、やっぱり、いいものはいい、嬉しいものは嬉しい、煌めくものは煌めいている、そう感じたい抱きしめたい。

そんな風に思ったのでした。

 

 

2.ストローマン

 

あーーーーこのギターの音、好きなやつ!

そしてまた喋るような歌、続けてくるなんて

情報量とメッセージがすごい。熱い。!

 

「全文読むのめんどくさいから」

って歌詞であーこれもいまの時代を切り取ってるなぁ

このフレーズだけで、手軽で便利な時代と、

選択のできる自由と、簡単に情報が入るわりには

広がっていかない情報の幅、似通った話題

(こちらが選んでるように見えて、選ばれてるのはわたしたちなんだよな)

 

「手のひらサイズの情報収集」って裸の王国の歌詞がぽっと浮かんだりなんてして。

 

今夜何飲む?

水分補給は足りてる?

って問いかける終わり方はとりあえず好き。

 

 

1曲目、2曲目と勢いで書いてしまう。

今回のアルバムで高橋は何を言いたいのか、夢中になってしまう。流れがばっちり。

 

 

 

3.シンプル

 

シングル曲(両A面シングルだっけ?ごめん、それくらいの認識だった…)が入ってきて、聴いたことのある曲をここでいれてくれたおかげでちょっと一息つけたっていう本音。

しかし、箸休めだなんて言葉は失礼だと思った、なんてったって計算された曲順だったなぁ。

 

いまの時代を憂いてみたり、自分の在り方を気にしてみたり、はあ〜〜そろそろ頭が疲れてきたぞ〜〜って気持ちはまさしくなのですが、そこで「そのままの君がいい」って躊躇いもなくうたってくれるんですよ。

箸休め的な意味でなく、「ああ、よかった」と思えた。

 

1.2曲目で分かるようにこんだけ考える人だからこそ「人生は単純だ簡単さ」って言葉が手放しでないと思える、こんなにもありがたいんだよなぁ〜〜そういうところが好きだなぁ〜〜。

 

 

Cメロ?での雰囲気が変わるところ、シングルで聴いてた時は気にも留められてなかったなぁ〜〜こんな曲調も挟んでたんだね。

「今したいこと見たいものすぐ会いたい人」という文を見ると、いまの自分の気持ちに目を向けること抱きしめること、やっぱりここを一貫して伝えてくれているんだなぁ。

 

 

高橋のアルバムあるある、シングル曲の意外な一面をみる。

 

やっぱりこういう曲も必要だね。

 

 

※シングル曲への感想が辛口もしくは淡白になぜかなってしまうのは申し訳ないが、なぜかこれも高橋ファンあるあるなのではないかな…好き勝手言ってごめんね、愛ゆえ…。

 

 

 

4.虹

 

シングル続き〜〜そうかそうか。

この曲は男の人に人気だね。(わたし調べ)

甲子園で使われてるから自然なのだけど、やっぱりこれは女のわたしには分からない、男の人ならではの、腹の底から沸き立たられる気持ちなのかしら???

と考えてしまうくらい、ファン以外の人から想像以上の評価を聞かされるとかが多いんだな。

 

イントロからサビから、確かに甲子園や何かに情熱を燃やす人の背景にとても相応しい曲だとは思う。好きな曲とても。

でも、わたしの想像以上に評価されると(しかもファン以外に)どんな部分がなんだろうと知りたくなる。どんな曲がみんなに求められているんだろう。

ぜひ、純粋にこの曲のどんなとこが好きかって気持ちを聞かせてほしい。なぁ〜〜〜〜。

 

サビに入る前にまだ?!まだいくの?!ってくらいに4回くらい畳み掛けてくるところあるよね。気になるよね。

あそこは4方向からカメラで抜かれるね。

 

 

 

5.若気の至り

 

カドカワでの本人の解説の「ゆっくりとミスしていく人の歌です」って表現の仕方にぐっときたわたしです。

正直その言葉で、この曲はお腹いっぱいなくらい久々にひと文に心をときめかされた。

 

この曲は、いわゆる物語のような。わたしの好きなタイプの曲だ。主人公のふたりのふたりだけの世界と情景を描いた歌詞、なのににおいや温度まで感じる気がするタイプのやつだ。今回は映画のようなセピアのような色合いの荒い映像で再生されたなぁ。

 

わたしの問題なのだけど、とても学生時代のワードが登場してきて(その時代の話だから当然なのだけど)。

残念ながらワードには懐かしさを感じるのだけど、男女の画はぼんやりしすぎて感情移入ができないという。笑

 

そう、わたし学生時代の恋愛は、うーん映像での残り方じゃないんだなぁ。ゆっくり失敗どころかたいして進んでもいないのであった。大切な思い出だけどリアルじゃない、でもそれもまたいいもんな気もする。

 

そろそろ、歌詞や物語のように、あの頃のあの頃なりの甘酸っぱい?気持ちを振り返りたいとも思う、これはまた今度ね。

 

主人公たちがいる物語のような曲は大好物なはずなのだけど、コブクロの曲に感じるあれほどのどきどきは今はまだ感じられていない本音。

ここがわたしのなかでのコブクロと高橋の捉え方と立ち位置、求めるものの違いなんだろう。

ここについても今度ゆっくり話したいなぁ。

高橋の場合は情景じゃなくて感情の方がグッとくる感じ。というか、高橋にしかここまでぐっとくる感情の表現ができないのではないかな。

 

 

メロディーラインと「わらばん紙飛行機」というワードはとても好きです。

 

「二、三文字にされていく」とかのところもあまり意味を深められていないので、これはまだまだスルメ曲のように感じているので、これからが楽しみです。

 

ふたりはどんな関係なのだろう。

どんなことを求めあっていたのだろう。

どんな失敗をしていくのだろう。

 

 

 

 

6.いいひと

 

でたぁ!!笑

最近話題に上がっていた「目が笑っていない」「サイコパス」というワードを抑えているあたりがとても良いと思いました。

そして高橋が気にしてないわけはないと思う。笑

もはや、あれらも含めてプロモーションになっているんだろうなぁというくらいの気持ち。

 

この曲調にこの歌い方、「気持ち悪い」くらいを前面に出していてそれも含めて良い感じ。

 

一種の覚悟の歌なのだろうけど、なんだか、

以前までの高橋では、「こんな自分もあることを知ってほしい」という気持ち、「いいひといいひとってそんなことないんだよ」っていう下手な気持ちがあったように思うけど、

いい意味で反発精神というか「ごめんね、本当はこう思ってるんだよ、だってこれが自分だ」「うるせえよ!」っていうような皮肉な意味もこもってるように感じて。

 

それがちょっとした高橋の心境の変化のように感じた。

 

メディアの露出が増えて、それこそ「いいひと」で描かれる機会も増えたこのタイミングだからこそ、その変化が良かったなぁと心から思います。楽になったんじゃないかな。(24の小娘に言われる心境は)それ自体が覚悟の意味だったのかしら。

 

 

それから、「いいひと」について考えたなかで

一応残しておこうと思ったこと。

 

「いいひと」と言われやすい同士として、

(わたしもいわれるんですよ)

「いいひと」の言葉の意味を皮肉な意味だけでなく

素直にそのまま受け取りたい時もあるんです。

 

それ以外の個性はないのかと悩んだ学生時代もあったし、

「いいひと」って合格点はもらえるけど、最優秀賞はもらえないのかもと思ったこともあるし、

なんなら「いいひと」は表面しか見てもらえないきがするし

表面しか見せられない自分に悩んだこともあった

 

でも、心から信頼できる人と出会えたなかで、

それらをひっくるめたうえで心の底から、

「いいひと」と表現してもらえる場面とか

「チープな言い方になるけど」と前置きを言ってくれる場面があって

いろんな言葉を悩んだ上でのあえての「いいひと」ってありがたいのかも。

 

「いいひと」を胸張って生きてもいいかも

なんて思ったりもしてたんだ。

 

 

きっとこれを読んでる大人たちは

それらも分かったうえで理解してくれるかもしれない

はたまた、「本当の裏側を分かってない」とか

思われるかもしれない。

それでもわたしはそう受け入れるようになったし、高橋がそうさせてくれる部分もあるのかも。

それでいいんだし、これが現段階のわたしなのだろう。

 

 

また半歩先を高橋が歩んでくれているようにも感じた。これからの自分、楽しみだなぁ。

 

 

うまくまとまってない。笑笑 

 

 

 

 

きっと高橋ができている覚悟とわたしの気持ちのギャップがそこにあるのだろう。そこは追いつかなくてもいいところなのかもしれないが。

自分にはまだない捉え方とか考え方を見せてくれると

もしかしたらいつかわたしもそう思うのかなと思える

やっぱり半歩先を歩いてくれている。

「いいひと」に反発しながら誇りに思いながら

それが救いであり希望になるんだよな。

 

 

7aquarium

 

イントロからかっこよすぎる……!

カドカワや各種インタビューを見ていても、

高橋が悩んでいるとき?に1人水族館に行って

そのときにできた曲だと言うわけだから、

きっとこのアルバムの重要な立ち位置なのだろう。

 

悩んだんだろうな〜〜悩んでるんだろうな〜〜と思いながらも

 

ファンとしても嬉しい表現が多くて。

まず、薄暗い水族館を連想させる曲調と言葉数の多さとサビで視界が拓けたような

希望を感じさせるようなメロディ、

まだまだ前向けるだろう?諦めてないでしょ?

といわれてるような感覚。

 

素晴らしい日常を連想させるように思えてならない。

嬉しいなぁ。嬉しい。

 

 

また、

「あの頃何度も思い描いていた

"10年後に笑う約束を"

今も強く握りしめたまま生きていく

性懲りも無く明日を歩んでいく」

 

この、"10年後に笑う約束"の言葉。

まさかこんなに嬉しくなるとは思わなかった。

「僕らの平成ロックンロール」のワードが強すぎて

ベストの「笑う約束」はそこまで思い入れが強いわけでもなかったので、、

 

でも、個人的に「もう、好きになって10年なんだ」と思っていた頃だったし、

別のアーティストで「10年」について去年は考えてきたところだし、

好きになったあの頃の自分への想い、

わたしにとって必死だった多感な10年間。

 

そんなことを思ったら、

あの頃から変わらず、今も高橋がわたしのなかでいてくれること、

信頼を置かせてもらってること。

 

とんでもなくありがたいんだよ〜〜。

 

 

「後悔したことのひとつふたつが日々の彩りになっていくと思わないか?」

というワードもちょっとぐっときて

CANDYででてくる絵の具を食べさせられたた彼が

明日はきっといい日になるで「君の彩りとなるだろう」と表現したことを

友人と話していてぐっときていたのだけど、

ここでまた再登場してくれたね。

「いろどり」って言葉がなんだか高橋の中ではキーな気がする。

 

 

とにかく、ありがたい曲でした。

大切な曲になりそうです。

そして単純にカッコよすぎる。

 

 

8.ありがとう

ザ・シングル曲 な第一印象

しかし、松屋でふと耳に入った時、

サビがとても耳に入って来るし

とてもキャッチーだなぁと思った

 

こうしてU-SENやラジオでかかることを

想定して作ると言うのも曲作りでは大切だよなぁ

キャッチーな曲をつくるのは実は高橋はとてもうまいと思う

とにかく印象に残る曲、声、歌い方

それが全てではないけど、すごく大事だよなぁ

 

背景には主題歌の映画があるのだろうけど

高橋が歌ってきたどれにも通じていて

ブレていないから高橋の曲として自然に聴ける。

 

自分が戦ってることも、無邪気なことも

傷ついていることも、知っていてくれる人がいることが

どれだけの救いになることか。

やっぱり有難いなぁ〜〜。

 

 

とりあえず前半終わり!

発売からだいぶ経ってしまったので、

はやく完走したいなぁ〜〜〜笑